ビジネスの世界では広く知られているマネージメントシステムですが、ルーレットの勝ちかたとしても絶対に知っておくべきことの一つです。
マネージメントシステムとは、確立したプロセスを経て目的を確実に達成するためのシステムのことで、ルーレットでは「勝利」という目的に向かって進めていきます。
むしろルーレットのような完全確率のカジノゲームだからこそ、このマネージメントシステムの有効性は非常に高いと言えます。
そこで今回は、ルーレットのマネージメントシステムを使った勝ちかたについて詳しく解説していきますので、本気でルーレットで勝ちたい方は是非参考にしてみてください。
マーチンゲール法
マーチンゲール法とは、勝つまでベット金額を倍々にしていくルーレットのマネージメントシステムで、理論上は必ず収益が出る勝ちかたです。
ルーレットなどのギャンブルに興味が無い方でもある程度は知っている勝ちかたで、負けたらベット金額を倍にして次のゲームにチャレンジするだけです。
注意点として、赤黒や偶数奇数などの必ず勝率約50%の場所にベットすることで、3倍配当以上の場所にベットしてはいけません。
確かにマーチンゲール法によって、理論上必ず勝てますが、連敗が続くことで資金が不足したり、ルーレットのテーブルリミット(最大ベット金額)に達してしまう可能性があります。
マーチンゲール法を実践する際には、できる限り多くの資金を準備しておき、テーブルリミットにも注意することが大切です。
逆マーチンゲール法
逆マーチンゲール法とは、別名パーレー法とも呼ばれ、いわゆるマーチンゲール法とは逆のことをするルーレットの勝ちかたです。
つまり勝ったらベット金額を倍にし、負けたら最初からやり直しとなるため、ローリスクハイリターンの勝ちかたとなります。
例えば最初に1ドルベットしたと仮定し、勝てば2ドルベット、続けて勝てば4ドル、8ドル、16ドルと増やしていきます。
3連勝することで8ドルが戻ってきますので、7ドルの利益となり、途中で負けても1ドルのみの損失ですので、少ない資金でも実践可能です。
1回でも負けると、そこまで積み重ねてきた利益を全て失ってしまうのが大きなデメリットとなります。
そのデメリットを最小限に抑えるために、逆マーチンゲール法は「勝ち逃げ」が絶対条件であり、実践する前に「いくら勝ったらヤメる」とマイルールを決めておきましょう。
連勝すればするほど負けた時の悔しさは大きくなりますが、その悔しさをバネにして次に繋げるメンタルを持つことが大切です。
ココモ法
ココモ法とは、連続して負けが続いてしまった時に効果を発揮する攻略法で、マーチンゲール法に似たルーレットの勝ちかたです。
ベットするのは勝率1/3の場所のみで、的中するまで続けなければいけません。
マーチンゲール法との大きな違いが負けた時のベット金額で、ココモ法の場合は、前回と前々回にベットした金額を足した合計額を、次のゲームにベットします。
例えば前回が3ドル、前々回が2ドルだった場合、次ゲームには5ドルをベットし、それを繰り返して1/3が的中するまで止めてはいけません。
負けが続くほどベット金額は増えていきますが、マーチンゲール法のように倍々で増えていくわけではありませんし、一回の勝利で利益が発生するメリットがあります。
モンテカルロ法
モンテカルロ法は、モナコ公国のモンテカルロ地区にあるランドカジノを破産に追い込んだとされる非常に強力な攻略法で、正しく実践することでほぼ確実に収益の出るルーレットの勝ちかたです。
やり方は少々複雑で、慣れない段階では紙をペンを用意して実践しましょう。
まず数字の1・2・3と書き、その両端の数を足した数字が最初のベット金額となり、もし負けたらベット金額を右側に書き、次ゲームでは同じように両端を足して5ドルをベットします。
途中で勝つことができたら、両端の数字を逆に消去し、再び両端の数字を足した金額を次ゲームにベットします。
ベットするのは、2倍か3倍の配当を得られる場所で、それ以上の場所にベットするとモンテカルロ法のロジックは崩壊してしまいますのでご注意ください。
数多くあるルーレットの勝ちかたの中で最も理に適ったマネージメントシステムであり、数学的・計算理論でも、その有効性は実証されています。
まとめ
今回は、ルーレットのマネージメントシステムを使った勝ちかたについて4つのマネージメントシステムをご紹介させていただきました。
マーチンゲール法と逆マーチンゲール法に関しては、ルーレット初心者でも特に問題なく実践可能ですが、ココモ法とモンテカルロ法を実践するには、ある程度実戦経験を積むことをおすすめします。
特にモンテカルロ法は、非常に複雑なロジックとなっているため、ルーレット初心者にはあまりおすすめしません。
しかしオンラインカジノでしたら、堂々とメモを取りながら実践できますので、少しルーレットに慣れ始めたら、是非実践してみてください。